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特集 外科臨床研究のノウハウと重要研究の総まとめ Part1:わかりやすい外科臨床研究のノウハウ
外科医のための統計学
著者: 赤澤宏平1
所属機関: 1新潟大学医歯学総合病院医療情報部
ページ範囲:P.530 - P.534
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◆比較したい変数が連続である場合,各群での分布が正規分布に近いか外れているかにより,用いる検定手法と推定値が異なる.また,すべての群が正規分布に近くても分散がほぼ等しいか否かで検定手法は異なる.
◆比較したい変数が2値の場合,χ2検定を用いることが一般的であるが,2群比較では症例数が少ない場合やセルの期待度数が5未満のときには,ほかの検定手法を用いる必要がある.
◆比較したい変数がtime-to-eventの場合,生存率,無再発率などの推定はKaplan-Meier法,群間の生存率曲線の有意差検定はログランク検定を用いる.
◆3群以上の比較において,どの群とどの群に有意差があるかの特定をしたい場合,多重比較検定(有意水準の補正)が必要である.
◆比較したい変数が連続である場合,各群での分布が正規分布に近いか外れているかにより,用いる検定手法と推定値が異なる.また,すべての群が正規分布に近くても分散がほぼ等しいか否かで検定手法は異なる.
◆比較したい変数が2値の場合,χ2検定を用いることが一般的であるが,2群比較では症例数が少ない場合やセルの期待度数が5未満のときには,ほかの検定手法を用いる必要がある.
◆比較したい変数がtime-to-eventの場合,生存率,無再発率などの推定はKaplan-Meier法,群間の生存率曲線の有意差検定はログランク検定を用いる.
◆3群以上の比較において,どの群とどの群に有意差があるかの特定をしたい場合,多重比較検定(有意水準の補正)が必要である.
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