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文献詳細

雑誌文献

臨床外科71巻6号

2016年06月発行

文献概要

特集 必携 腹腔鏡下胃癌手術の完全マスター—ビギナーからエキスパートまで PartⅡ:その先の課題と努力目標

進行胃癌に対する腹腔鏡下でのリンパ節郭清

著者: 永井英司1 大内田研宙1 森山大樹1 仲田興平1 宮坂義浩1 大塚隆生1 清水周次2 中村雅史1

所属機関: 1九州大学臨床・腫瘍外科 2九州大学国際医療部

ページ範囲:P.726 - P.733

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【ポイント】
◆鉗子類を腹腔内で自由自在に操り,どのように操作すればどのような視野が構築できるかを瞬時に認識できるようにトレーニングを積み,組織損傷を避ける.
◆術前のシミュレーションなどを通して術前準備を十分に行い,操作手順をチームで共有し,術中偶発症の発生を防ぐ.
◆拙速な適応拡大は絶対に行わず,結果については常に謙虚に受け止め,次に生かす必要がある.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2018年6月末まで)。

参考文献

1)永井英司,宮坂義浩,大内田研宙:【腹腔鏡下胃癌リンパ節郭清 術野展開とアプローチの秘訣】腹腔鏡下幽門側胃切除術におけるリンパ節郭清 完全右側アプローチ法.手術64:1901-1910,2010
2)永井英司,仲田興平,大内田研宙:必見!完全体腔内再建の極意 胃全摘術後再建 Inverted T法.臨外69:1232-1239,2014
3)永井英司,大内田研宙,清水周次:【体腔鏡下上部消化管手術 体腔鏡下食道癌手術】腹腔鏡下胃癌手術 リンパ節郭清のポイントと再建法 胃全摘術.外科77:793-798,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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