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文献詳細

雑誌文献

臨床外科71巻6号

2016年06月発行

ひとやすみ・138

癌に対する様々な対応

著者: 中川国利1

所属機関: 1宮城県赤十字血液センター

ページ範囲:P.739 - P.739

文献概要

 癌に対しては早期発見・早期治療が基本とされ,健診が推奨されている.そして患者数が増加しつつある前立腺癌に対して,いまや健診ではPSA検査が普遍的に行われている.私自身も健診でPSA値が高値であったことから精査を受け,前立腺癌と診断されて手術を受けた.そこで懇意の外科医に前立腺癌に罹患したことを話すと,多くの医師が前立腺癌で悩み,そして様々な対応をしていることを知った.
 A医師はPSA値が12.6 ng/mLと高いにもかかわらず,自己判断で前立腺肥大と診断し,精査も受けていない.そこで低侵襲なMRI検査だけでも受けることを勧めたが,依然として放置している.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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