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文献詳細

雑誌文献

臨床外科71巻7号

2016年07月発行

特集 胆管系合併症のすべて—その予防とリカバリー

胆管狭窄

肝切除時の術中胆管狭窄のチェックと予防

著者: 岡村圭祐1 土川貴裕1 中村透1 野路武寛1 浅野賢道1 中西喜嗣1 田中公貴1 倉島庸1 海老原裕磨1 村上壮一1 七戸俊明1 平野聡1

所属機関: 1北海道大学大学院医学研究科消化器外科分野Ⅱ

ページ範囲:P.837 - P.841

文献概要

【ポイント】
◆グリソン一括処理では,切離ラインを温存グリソンから十分に離すこと.
◆胆管壁の単純縫合閉鎖は長軸に直交する方向に縫合すること.
◆術中胆道造影検査をいつでも行えるように準備し,胆管狭窄が懸念されるときは躊躇なく術式を変更すること.

参考文献

1)Takasaki K:Glissonean pedicle transection method for hepatic resection:a new concept of liver segmentation. J Hepatobiliary Pancreat Surg 5:286-291, 1998
2)加藤紘之,下沢英二,阿部一九夫:逆行性経肝胆道ドレナージチューブ(RTBD-tube)の開発・工夫・応用.手術38:1539-1543,1984

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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