文献詳細
特集 外科医が攻める高度進行大腸癌
卵巣・子宮・腟浸潤
著者: 橋口陽二郎1 松田圭二1 野澤慶次郎1 土屋剛史1 岡本耕一1 端山軍1 島田竜1
所属機関: 1帝京大学医学部外科学講座
ページ範囲:P.962 - P.968
文献概要
◆合併切除の必要性と合併切除臓器への病理組織学的な癌浸潤陰性の場合もありうることについて,術前にインフォームド・コンセントを得ておく.
◆尿管損傷は,尿管が子宮頸部付近で子宮動脈の背側を通り,膀胱子宮靱帯の中に入り膀胱に到達する部位で最も起こりやすい.
◆腟合併切除の会陰操作の際には,外尿道口および尿道括約筋の損傷に注意が必要である.
参考文献
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