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手術トラブルを未然防止する12の行動特性・5
アクシデントに適切に対応する—アクシデントを発生前に想定し,適切な未然防止策を実施している
著者: 石川雅彦1
所属機関: 1公益社団法人地域医療振興協会 地域医療安全推進センター
ページ範囲:P.996 - P.999
文献購入ページに移動●はじめに
外科手術の実施に際しては,術前・術中・術後にさまざまなアクシデントが発生する可能性があり,発生した場合には適切な対応の取り組みが求められている.本稿では,アクシデントに適切に対応することに関連して,外科医がアクシデントを発生前に想定し,適切な未然防止対策を実施することが,患者への影響拡大防止に資するということに焦点をあてて検討する.
外科手術の実施に際しては,術前・術中・術後にさまざまなアクシデントが発生する可能性があり,発生した場合には適切な対応の取り組みが求められている.本稿では,アクシデントに適切に対応することに関連して,外科医がアクシデントを発生前に想定し,適切な未然防止対策を実施することが,患者への影響拡大防止に資するということに焦点をあてて検討する.
参考文献
1)日本医療機能評価機構 医療事故情報収集等事業 公開データ検索.http://www.med-safe.jp/(accessed 2016/6/16)
2)石川雅彦:具体的事例から考える外科手術に関するリスクアセスメント・2 誤認をどう防ぐか.臨外70:620-624,2015
3)石川雅彦:具体的事例から考える外科手術に関するリスクアセスメント・1 異物遺残をどう防ぐか.臨外70:476-480,2015
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