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ひとやすみ・141
我流の治療
著者: 中川国利1
所属機関: 1宮城県赤十字血液センター
ページ範囲:P.1069 - P.1069
文献購入ページに移動 医師は医学知識があるだけに,独りよがりの治療を行いがちである.そして医師が患者となった際の想定外の行動に,主治医はしばしば翻弄され困惑する.骨折時に取った私の行動を,恥ずかしながら紹介する.
東京での学会出張中,下り階段で左足関節を捻り転倒した.あまりの痛みにしばし動けなかったが,ゆっくりと左足に体重をかけても痛みはそれほどではなかった.しかし足関節は膨らみ,著明な圧痛点を認めた.そこで単なる捻挫ではなく,腓骨遠位部骨折と自己判断した.
東京での学会出張中,下り階段で左足関節を捻り転倒した.あまりの痛みにしばし動けなかったが,ゆっくりと左足に体重をかけても痛みはそれほどではなかった.しかし足関節は膨らみ,著明な圧痛点を認めた.そこで単なる捻挫ではなく,腓骨遠位部骨折と自己判断した.
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