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FOCUS
腹腔鏡手術における4K imagingシステムの現状と展望
著者: 奥野圭祐1 小嶋一幸2 井ノ口幹人1 大槻将1 村瀬秀明1 谷岡利朗1 冨井知春1 五木田憲太朗1
所属機関: 1東京医科歯科大学胃外科 2東京医科歯科大学低侵襲医歯学研究センター
ページ範囲:P.1118 - P.1122
文献購入ページに移動デジタルテレビ放送の普及に伴って,画質の高解像度化は年々進んできており,様々な機器にまで拡がってきている.現在では,超高解像度と呼ばれる「4K解像度」という形で,パソコンやスマートフォンにまで利用され,一昔前とは比べものにならないほど,精細で美しい画像を目にすることができる.この4K技術は,2015年10月にソニー・オリンパスメディカルソリューションズ(株)(SOMED)により開発された「VISERA 4KUHD」(図1)で初めて外科手術用内視鏡システムへと導入された.今回は4K imagingシステムに焦点を当て,その現状と展望について解説する.
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