文献詳細
特集 最新の内視鏡外科手術の適応と注意点
各論
文献概要
【ポイント】
◆良・悪性を問わず,大腸疾患に対する腹腔鏡手術の件数は増加傾向である.
◆大腸癌に対する腹腔鏡手術に関しては,ガイドラインに則り,技量・経験を考慮して適応を決定する.
◆保険収載されていない術式に関しては,各施設の倫理審査を受けたり,臨床研究として行う必要がある.
◆良・悪性を問わず,大腸疾患に対する腹腔鏡手術の件数は増加傾向である.
◆大腸癌に対する腹腔鏡手術に関しては,ガイドラインに則り,技量・経験を考慮して適応を決定する.
◆保険収載されていない術式に関しては,各施設の倫理審査を受けたり,臨床研究として行う必要がある.
参考文献
1)富沢賢治,花岡 裕,戸田重夫,他:腹腔鏡下手術を施行したS状結腸憩室炎による結腸膀胱瘻の検討.日内視鏡外会誌17:753-759,2012
2)日本炎症性腸疾患協会(編):潰瘍性大腸炎の診療ガイド,第3版.文光堂,2016
3)Murata M, Utsunomiya J, Iwata T, et al:Frequency of adenomatosis coli in Japan. Jinrui Idengaku Zasshi 26:19-30, 1981
4)宮島伸宜,酒井 滋,山川達郎:【腹腔鏡下大腸手術】直腸脱に対する腹腔鏡下直腸固定術.日本大腸肛門病会誌50:1151-1157,1997
5)大腸癌研究会(編):大腸癌治療ガイドライン 医師用 2014年版.金原出版,2014
掲載誌情報