文献詳細
ラパコレUpdate 最近のコンセプトと手技・6
胆囊炎症例におけるラパコレ—萎縮胆囊,Mirizzi症候群,胆囊消化管瘻におけるラパコレ
著者: 飯田敦1 西野拓磨1 横井繁周1 渡邉剛史1 戸川保1 木村俊久1 五井孝憲2
所属機関: 1国立病院機構敦賀医療センター外科 2福井大学第一外科
ページ範囲:P.68 - P.71
文献概要
ラパコレ(腹腔鏡下胆囊摘出術)は腹腔鏡手術の基本ともいえる術式で,外科専門医をめざす専修医も執刀する機会の多い手術手技であるが,解剖学上は肝門部付近での手術操作になることから,術中副損傷が起こると治療に難渋するリスクがある.対象疾患はおもに良性疾患であるが,炎症の程度や結石の位置により手術難易度が格段に上がる.本稿では,いわゆる手技的に難しい症例のラパコレに関して述べる.
参考文献
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