文献詳細
文献概要
増刊号 手術ステップごとに理解する—標準術式アトラス 6 胆・膵
総胆管切開
著者: 野村良平1 徳村弘実1
所属機関: 1東北労災病院外科
ページ範囲:P.228 - P.234
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critical view of safetyの作製,術中胆道造影(図1)
Calot三角,そして総胆管前面の術野展開が腹腔鏡下胆管手術を可能にする.経胆囊管法の適応とならないものを胆管切開法で行う.すなわち,術前画像診断および術中胆道造影で総胆管結石が5個以上,結石の最大径が8 mm以上,肝臓側胆管に結石があるもの,のいずれかがあれば胆管切開法で行う.
①Hasson法で臍部に12 mmカメラポートを挿入する.気腹圧は10 mmHgとし,視野不良例では圧を上げる.
critical view of safetyの作製,術中胆道造影(図1)
Calot三角,そして総胆管前面の術野展開が腹腔鏡下胆管手術を可能にする.経胆囊管法の適応とならないものを胆管切開法で行う.すなわち,術前画像診断および術中胆道造影で総胆管結石が5個以上,結石の最大径が8 mm以上,肝臓側胆管に結石があるもの,のいずれかがあれば胆管切開法で行う.
①Hasson法で臍部に12 mmカメラポートを挿入する.気腹圧は10 mmHgとし,視野不良例では圧を上げる.
参考文献
1)徳村弘実,梅澤昭子,坂本宣英,他:ルーチン腹腔鏡下経胆囊管的胆道造影1,179例の検討.胆道13:301-307,1999
2)徳村弘実,野村良平,松村直樹:【胆膵疾患に対する高難度腹腔鏡下手術】腹腔鏡下総胆管結石手術.胆と膵35:1255-1260,2014
3)Berthou JCh, Dron B, Charbonneau P, et al:Evaluation of laparoscopic treatment of common bile duct stones in a prospective series of 505 patients:indications and results. Surg Endosc 21:1970-1974, 2007
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