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文献詳細

雑誌文献

臨床外科72巻5号

2017年05月発行

文献概要

特集 百花繚乱! エネルギーデバイスを使いこなす 術式別:デバイスの選択と活用法

腹腔鏡下胃全摘術—超音波凝固切開装置と血管シーリング装置の適切な使用法

著者: 奥野圭祐1 大槻将1 小川憲人1 谷岡利朗1 五木田憲太朗1 井ノ口幹人1 小嶋一幸12

所属機関: 1東京医科歯科大学胃外科 2東京医科歯科大学低侵襲医歯学研究センター

ページ範囲:P.552 - P.556

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【ポイント】
◆腹腔鏡下胃切除は,デバイスを正しく使い分け,使用することで手術時間の短縮と出血量の減少が得られる.
◆郭清の際は超音波凝固切開装置を用いて,層の連続性を維持しながら郭清組織と温存組織を分けていく.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画(Flash形式)を見ることができます(公開期間:2020年5月まで)。

参考文献

1)日本内視鏡外科学会(編):技術認定取得者のための内視鏡外科診療ガイドライン2014年版,2014
2)吉川貴己,青山 徹,佐藤 勉,他:腹腔鏡下幽門側胃切除術における超音波凝固切開装置の最適使用法.手術69:217-224,2015
3)蜂屋弘之,大屋 優,山口 匡,他:超音波凝固切開装置のキャビテーション発生に関する基礎的検討.J Med Ultrasonics 39:101-111,2012
4)福永 哲,民上真也,榎本武治,他:Vessel sealing systemを用いた上部消化管手術—進行胃癌に対する外側アプローチ法リンパ節郭清.手術69:237-245,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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