臨床外科72巻5号

2017年05月発行

特集 百花繚乱！ エネルギーデバイスを使いこなす 術式別：デバイスの選択と活用法

腹腔鏡下胆囊摘出術

著者： 北城秀司¹ 川原田陽¹ 鈴木善法¹ 芦立嘉智¹ 山本和幸¹ 才川大介¹ 佐藤大介¹ 花城清俊¹ 森大樹¹ 福田純己¹ 川田将也¹ 大久保哲之¹ 伊藤希³ 石田稔² 奥芝俊一¹ 加藤紘之¹

所属機関： ¹国家公務員共済組合連合会 斗南病院外科 ²国家公務員共済組合連合会 斗南病院臨床工学部 ³自衛隊札幌病院外科

ページ範囲：P.590 - P.596

【ポイント】
◆電気メスの特性を理解して，各種モードで組織に伝わる熱の範囲と深さを考慮しながら設定を調節する．
◆超音波凝固切開装置は，デバイスの先端の形状・握りやすさ・重さの違いなどを理解したうえで状況に応じて使い分ける．
◆肝床部からの出血に際しては多様な止血方法を準備する．

参考文献

1）山川達郎，酒下　滋，石川泰郎，他：腹腔鏡下胆囊摘出術の手技．臨外45：1255-1259，1990

2）日本内視鏡外科学会：内視鏡外科手術に関するアンケート調査—第13回集計結果報告．日鏡外会誌21：655-803，2016