文献詳細
特集 イラストでわかる!—消化器手術における最適な剝離層
文献概要
【ポイント】
◆胆囊背側で,胆囊管寄りの胆囊頸部から漿膜切開を開始し,半周性の剝離を行う.
◆肉眼的に確認できる胆囊壁内の血管構造物を損傷しない層での剝離を進める.
◆胆囊炎による線維化および瘢痕化の程度に応じた剝離や対処が必要になる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画(Flash形式)を見ることができます(公開期間:2020年7月末まで)。
◆胆囊背側で,胆囊管寄りの胆囊頸部から漿膜切開を開始し,半周性の剝離を行う.
◆肉眼的に確認できる胆囊壁内の血管構造物を損傷しない層での剝離を進める.
◆胆囊炎による線維化および瘢痕化の程度に応じた剝離や対処が必要になる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画(Flash形式)を見ることができます(公開期間:2020年7月末まで)。
参考文献
1)多賀谷信美,大矢雅敏:胆石症の病態・診断・治療.胆囊結石症に対する腹腔鏡下手術.消外34:1715-1722,2011
2)本田五郎:層を意識したラパコレ.消外38:1151-1159,2015
3)森 俊幸,鈴木 裕,阿部展次,他:The Critical View of Safetyと標準術式.臨外71:1132-1138,2016
掲載誌情報