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1200字通信・106
働きアリの法則—2:6:2の法則
著者: 板野聡1
所属機関: 1寺田病院外科
ページ範囲:P.882 - P.882
文献購入ページに移動 「働きアリの法則」をご存じでしょうか.100匹の働きアリの集団を観察すると,100匹のうちの20匹がよく働き,60匹は普通に働き,残りの20匹はまったく働かない状態になるそうで,この現象は人間の世界も含めた自然界で共通する現象だというものです.
この法則で興味深いのは,働かない20匹を取り除くと,残った80匹がすべて働くアリになるのかというとそうではなく,新たに80匹のなかで16匹(20%)がよく働き,48匹(60%)が普通に働き,残りの16匹(20%)がまったく働かない状態に再編成されるというのです.逆に,よく働く20匹を取り除いても残りの80匹で同じことが起こるそうで,常に3つのグループができて,それも常に2:6:2の比率になるというのです.
この法則で興味深いのは,働かない20匹を取り除くと,残った80匹がすべて働くアリになるのかというとそうではなく,新たに80匹のなかで16匹(20%)がよく働き,48匹(60%)が普通に働き,残りの16匹(20%)がまったく働かない状態に再編成されるというのです.逆に,よく働く20匹を取り除いても残りの80匹で同じことが起こるそうで,常に3つのグループができて,それも常に2:6:2の比率になるというのです.
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