文献詳細
特集 知っておきたい 乳がん診療のエッセンス
治療編
文献概要
【ポイント】
◆乳がんの術後フォローアップとして外来診療が果たす役割はますます重要となっている.
◆術後フォローアップのポイントは,術後合併症があればその治療を行うこと,術後薬物療法を行う際は副作用のコントロールをして患者のQOLを保ちつつ治療を安全に行うこと,そして局所再発のスクリーニングである.
◆外来診療は主治医と患者が1対1で行うものではなく,コメディカルや他科の医師らと連携して包括的に進めていくことが重要であり,それが結果的に治療成績の向上や医師-患者間の信頼関係の構築,そして患者の満足につながることになる.
◆乳がんの術後フォローアップとして外来診療が果たす役割はますます重要となっている.
◆術後フォローアップのポイントは,術後合併症があればその治療を行うこと,術後薬物療法を行う際は副作用のコントロールをして患者のQOLを保ちつつ治療を安全に行うこと,そして局所再発のスクリーニングである.
◆外来診療は主治医と患者が1対1で行うものではなく,コメディカルや他科の医師らと連携して包括的に進めていくことが重要であり,それが結果的に治療成績の向上や医師-患者間の信頼関係の構築,そして患者の満足につながることになる.
参考文献
1)杉江知治:外来フォローアップ.戸井雅和(編著);乳癌レビュー2012.メディカルレビュー,2011,pp 258-264
2)日本乳癌学会(編):科学的根拠に基づく 乳癌診療ガイドライン 2015年版.金原出版,2015
3)木下貴之,戸井雅和(編):オンコロジークリニカルガイド 乳癌薬物療法,改訂2版.南山堂,2016
4)木下貴之,戸井雅和(編):オンコロジークリニカルガイド 乳癌薬物療法.南山堂,2013
5)光山昌珠:薬物療法.術後補助化学内分泌療法.福富隆志(編著);乳癌診療ハンドブック,改訂2版.中外医学社,2009,p 195
6)骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン作成委員会(編):骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版.ライフサイエンス出版,2015,pp 140-141
7)淡河恵津世,鈴木 弦:放射線療法.放射線治療の合併症とその対策—肺(BOOP,肺臓炎)・心臓.園尾博司(監);これからの乳癌診療2011-2012.金原出版,2011,pp 76-83
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