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文献詳細

雑誌文献

臨床外科73巻10号

2018年10月発行

文献概要

特集 胃癌治療ガイドライン最新版を読み解く—改定のポイントとその背景

ESDにおける根治性の評価と手術適応

著者: 藤城光弘12

所属機関: 1東京大学消化器内科 2東京大学光学医療診療部

ページ範囲:P.1225 - P.1227

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【ポイント】
◆根治度評価において,治癒切除,非治癒切除の代わりに,内視鏡的根治度(eCura)という概念が導入された.
◆内視鏡的根治度ごと(eCura A, B, C-1, C-2)に異なった内視鏡的切除後の治療方針が提示されている.
◆内視鏡的根治度C-2(eCuraC-2)で経過をみる場合は,リスクを十分説明し同意を得なければならない.

参考文献

1)厚生労働省.第2回NDBオープンデータ〔http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000177221.html〕
2)日本胃癌学会(編):胃癌治療ガイドライン 医師用2018年1月改訂 第5版.金原出版,2018
3)Hatta W, Gotoda T, Oyama T, et al:A Scoring System to Stratify Curability after Endoscopic Submucosal Dissection for Early Gastric Cancer: “eCura system”. Am J Gastroenterol 112:874-881, 2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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