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文献詳細

雑誌文献

臨床外科73巻11号

2018年10月発行

文献概要

増刊号 あたらしい外科局所解剖全図—ランドマークとその出し方 下部消化管

腹腔鏡下結腸脾彎曲部授動に必要な解剖

著者: 大塚幸喜1

所属機関: 1岩手医科大学外科

ページ範囲:P.124 - P.129

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●point
●脾彎曲授動の重要なランドマークは,「脾下極」「膵下縁」「Gerota筋膜」である.
●脾下極の確認方法は,横行結腸側から網囊に入り膵下縁をランドマークにする.
●横行結腸側,下行結腸側のどちらから攻めるにしても,Gerota筋膜は重要なランドマークとなる.
●脾彎曲の良好な視野確保のためには,患者の体位変換が有効である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年10月末まで)。

参考文献

1)大塚幸喜,木村聡元,松尾鉄平,他:結腸癌-横行結腸切除術.臨外72:91-95,2017
2)大塚幸喜,板橋哲也,加藤久仁之,他:進行下行結腸癌に対する腹腔鏡下結腸左半切除—脾結腸曲授動のコツ—.手術66:1001-1006,2012
3)大塚幸喜,木村聡元,箱崎将規,他:拡大視効果を用いた中結腸動静脈周囲リンパ節郭清.手術71:497-503,2017
4)大塚幸喜,木村聡元,箱崎将規,他:進行横行結腸癌に対する腹腔鏡手術手技.外科78:237-243,2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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