文献詳細
文献概要
増刊号 あたらしい外科局所解剖全図—ランドマークとその出し方 下部消化管
腹腔鏡下結腸脾彎曲部授動に必要な解剖
著者: 大塚幸喜1
所属機関: 1岩手医科大学外科
ページ範囲:P.124 - P.129
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●脾彎曲授動の重要なランドマークは,「脾下極」「膵下縁」「Gerota筋膜」である.
●脾下極の確認方法は,横行結腸側から網囊に入り膵下縁をランドマークにする.
●横行結腸側,下行結腸側のどちらから攻めるにしても,Gerota筋膜は重要なランドマークとなる.
●脾彎曲の良好な視野確保のためには,患者の体位変換が有効である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年10月末まで)。
●脾彎曲授動の重要なランドマークは,「脾下極」「膵下縁」「Gerota筋膜」である.
●脾下極の確認方法は,横行結腸側から網囊に入り膵下縁をランドマークにする.
●横行結腸側,下行結腸側のどちらから攻めるにしても,Gerota筋膜は重要なランドマークとなる.
●脾彎曲の良好な視野確保のためには,患者の体位変換が有効である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年10月末まで)。
参考文献
1)大塚幸喜,木村聡元,松尾鉄平,他:結腸癌-横行結腸切除術.臨外72:91-95,2017
2)大塚幸喜,板橋哲也,加藤久仁之,他:進行下行結腸癌に対する腹腔鏡下結腸左半切除—脾結腸曲授動のコツ—.手術66:1001-1006,2012
3)大塚幸喜,木村聡元,箱崎将規,他:拡大視効果を用いた中結腸動静脈周囲リンパ節郭清.手術71:497-503,2017
4)大塚幸喜,木村聡元,箱崎将規,他:進行横行結腸癌に対する腹腔鏡手術手技.外科78:237-243,2016
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