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文献詳細

雑誌文献

臨床外科73巻11号

2018年10月発行

文献概要

増刊号 あたらしい外科局所解剖全図—ランドマークとその出し方 肝胆膵

下大静脈合併切除に必要な局所解剖—肝上部下大静脈〜心囊内下大静脈の剝離法

著者: 阪本靖介1 笠原群生1

所属機関: 1国立成育医療研究センター・臓器移植センター

ページ範囲:P.183 - P.187

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●point
●心囊膜の周囲には脂肪織(pericardial fat)が存在し,この脂肪織を認識することが重要である.
●心囊膜を大きく切開することにより,心囊内〜肝上部下大静脈の可動性が上がる.
●後腹膜を切離し,肝下部下大静脈を左右腎静脈流入部まで十分に授動しておくことで可動性が上がる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年10月末まで)。

参考文献

1)Moore KL, Dalley AF, Agur AM;佐藤達夫,坂井建雄(監訳):Clinically oriented anatomy.臨床のための解剖学.メディカル・サイエンス・インターナショナル,2016,p 126
2)Valentine RJ, Wind GG;鰐渕康彦,安達秀雄(訳):Anatomic exposures in vascular surgery.重要血管へのアプローチ—外科医のための局所解剖アトラス.メディカル・サイエンス・インターナショナル,2005,p 346

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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