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文献詳細

雑誌文献

臨床外科73巻11号

2018年10月発行

文献概要

増刊号 あたらしい外科局所解剖全図—ランドマークとその出し方 ヘルニア

腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術に必要な局所解剖:TAPP法

著者: 星野明弘1 山口和哉1 久米雄一郎1 了徳寺大郎1 岡田卓也1 松山貴俊1 東海林裕1 川田研郎1 中島康晃1 小嶋一幸1 大橋直樹3 田邉稔2 絹笠祐介1

所属機関: 1東京医科歯科大学消化管外科学 2東京医科歯科大学肝胆膵外科学 3東京外科クリニック

ページ範囲:P.292 - P.297

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●point
●TAPP法に必要な鼠径部の解剖を理解し,ランドマークとなる重要な解剖学的構造物を視認および確認しながら腹膜前腔の必要かつ十分な剝離を行うことが重要である.
●メッシュを固定する際には,留意すべき血管(異所性閉鎖動静脈や下腹壁血管の恥骨枝など)や神経(陰部大腿神経,外側大腿皮神経など)の解剖の理解は不可欠である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年10月末まで)。

参考文献

1)星野明弘,中嶋 昭,佐藤 康,他:TAPP法(腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術).消外36:941-950,2013
2)星野明弘,山口和哉,川村雄大,他:TAPP法,Hybrid法.臨外71:1260-1265,2016
3)Arregui ME:Surgical anatomy of the preperitoneal fasciae and posterior transversalis fasciae in the inguinal region. Hernia 1:101-110, 1997
4)Colborn GL, Skandalakis JE:Laparoscopic inguinal anatomy. Hernia 2:179-191, 1998

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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