文献詳細
文献概要
ひとやすみ・171
医療従事者も心和む話術を
著者: 中川国利1
所属機関: 1宮城県赤十字血液センター
ページ範囲:P.1447 - P.1447
文献購入ページに移動 病院を訪れる患者は,自己の生命にかかわることだけに不安に駆られ,張り詰めた心には余裕がない.そこで少しでも気持ちに安らぎが生じるように,病院勤務医時代は自分なりに話術に工夫を凝らしたものである.
注射をする際には,「常日頃心がけが良い人は,痛みは少ないですからね」と,語りかけた.すると多くの患者は,「全く痛くないです」と,微笑みながら応えた.そこで「心がけが良いことが証明されましたね.もっとも注射する私の腕が上手いこともありますが」と,少し悪乗りして,さらなる笑いを誘った.
注射をする際には,「常日頃心がけが良い人は,痛みは少ないですからね」と,語りかけた.すると多くの患者は,「全く痛くないです」と,微笑みながら応えた.そこで「心がけが良いことが証明されましたね.もっとも注射する私の腕が上手いこともありますが」と,少し悪乗りして,さらなる笑いを誘った.
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