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特集 ここがポイント!—サルコペニアの病態と対処法 各論1・関連要因とその対処法
嚥下障害とサルコペニア
著者: 藤谷順子1
所属機関: 1国立国際医療研究センター病院リハビリテーション科
ページ範囲:P.1452 - P.1456
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◆嚥下障害およびそれによる栄養摂取の障害は,脳卒中などの明らかな疾患だけでなく,さまざまな要因によって出現しうる.
◆明らかな嚥下機能低下を自覚する前に,経口摂取量の低下や,タンパク質の摂取の低下など,栄養状態が低下することが多い.
◆口腔機能の低下の段階から,低栄養対策が必要である.
◆嚥下障害およびそれによる栄養摂取の障害は,脳卒中などの明らかな疾患だけでなく,さまざまな要因によって出現しうる.
◆明らかな嚥下機能低下を自覚する前に,経口摂取量の低下や,タンパク質の摂取の低下など,栄養状態が低下することが多い.
◆口腔機能の低下の段階から,低栄養対策が必要である.
参考文献
1)水口俊介,津賀一弘,池邉一典,他:一般社団法人日本老年歯科医学会学術委員会:高齢期における口腔機能低下—学会見解論文 2016年度版.老年歯科医学31:81-99,2016
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