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文献詳細

雑誌文献

臨床外科73巻2号

2018年02月発行

文献概要

特集 外科医が知っておくべき—最新Endoscopic Intervention 各論:消化管

大腸狭窄—内視鏡的治療と外科的治療の使い分け

著者: 清松知充1 合田良政1 秀野泰隆1 國土典宏1 矢野秀朗1

所属機関: 1国立国際医療研究センター病院外科

ページ範囲:P.180 - P.184

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【ポイント】
◆大腸狭窄の原因として,悪性腫瘍によるものと良性のものとに分けられるが,病態により個別の対処が必要である.
◆内視鏡的バルーン拡張術は良性疾患にのみ行われ,最も低侵襲で繰り返し行うことができる.
◆ステント留置術は悪性疾患による狭窄にのみ行われ,手術療法も考慮しながら慎重に適応を検討する.

参考文献

1)Sebastian S, Johnston S, Geoghegan T, et al:Pooled analysis of the efficacy and safety of self-expanding metal stenting in malignant colorectal obstruction. Am J Gastroenterol 99:2051-2057, 2004
2)Erwin-Toth P, Barrett P:Stoma site marking:a primer. Ostomy Wound Manage 43:18-22, 24-25, 1997

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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