文献詳細
1200字通信・116
文献概要
私が大学を卒業したのは1979年のことですので,ずいぶんと時間が経ちました.それでも毎年春になると,卒業当時の新鮮な気持ちを思い出し,リフレッシュさせてもらっています.一方で,最近の新人さんたちは,すでに私が医者になってからお生まれになった方ばかりと気付かされ,医者になるまでの人生より医者になってからの人生のほうが長くなったのだと思い知ることにもなっています.
最近のことですが,医学部に在籍中の甥っ子と話をしながら,医学生時代,5・6年生ともなると恰好だけは医者らしくなってはいたものの,果たしてその頃になんと呼ばれていたのかなとの想いが湧いてきました.当たり前の話ですが,看護婦(当時は「婦」)さん達のほうが余程役に立ち,学生の私は「君」付けか「さん」付けで呼ばれていたのだろうと想像しています.そんなことを考えていたとき,私が初めて「先生」と呼ばれたときのことを,ふと思い出すことになりました.
最近のことですが,医学部に在籍中の甥っ子と話をしながら,医学生時代,5・6年生ともなると恰好だけは医者らしくなってはいたものの,果たしてその頃になんと呼ばれていたのかなとの想いが湧いてきました.当たり前の話ですが,看護婦(当時は「婦」)さん達のほうが余程役に立ち,学生の私は「君」付けか「さん」付けで呼ばれていたのだろうと想像しています.そんなことを考えていたとき,私が初めて「先生」と呼ばれたときのことを,ふと思い出すことになりました.
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