文献詳細
文献概要
1200字通信・117
face-to-face
著者: 板野聡1
所属機関: 1寺田病院外科
ページ範囲:P.540 - P.540
文献購入ページに移動 “face-to-face”とは,「面と向かって」とか「差し向かいで」と訳されますが,私は「顔の見えるお付き合い」,あるいは「直接お会いしたことのある間柄」と解釈して使っています.
さて,日頃の紹介患者さんのやり取りではいろいろと難しい問題があるものです.「いつでも送ってください」と言ってくれてはいても,実際に連絡すると,間に何人かの事務的な人間が介在してくることもあってか,「土曜日の午後でできません」とか「専門の者が留守にしていますので」と断られ,戸惑うことがあるのも事実ではあります.そんなとき,お互いに見知っている関係で直接連絡をとることができれば,すべてがより円滑にできるということになりそうです.「いかにも,日本人的な」と言われるのかもしれませんが,“face-to-face”の意味あいがここにあると思っています.
さて,日頃の紹介患者さんのやり取りではいろいろと難しい問題があるものです.「いつでも送ってください」と言ってくれてはいても,実際に連絡すると,間に何人かの事務的な人間が介在してくることもあってか,「土曜日の午後でできません」とか「専門の者が留守にしていますので」と断られ,戸惑うことがあるのも事実ではあります.そんなとき,お互いに見知っている関係で直接連絡をとることができれば,すべてがより円滑にできるということになりそうです.「いかにも,日本人的な」と言われるのかもしれませんが,“face-to-face”の意味あいがここにあると思っています.
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