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文献詳細

雑誌文献

臨床外科73巻5号

2018年05月発行

文献概要

1200字通信・117

face-to-face

著者: 板野聡1

所属機関: 1寺田病院外科

ページ範囲:P.540 - P.540

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 “face-to-face”とは,「面と向かって」とか「差し向かいで」と訳されますが,私は「顔の見えるお付き合い」,あるいは「直接お会いしたことのある間柄」と解釈して使っています.
 さて,日頃の紹介患者さんのやり取りではいろいろと難しい問題があるものです.「いつでも送ってください」と言ってくれてはいても,実際に連絡すると,間に何人かの事務的な人間が介在してくることもあってか,「土曜日の午後でできません」とか「専門の者が留守にしていますので」と断られ,戸惑うことがあるのも事実ではあります.そんなとき,お互いに見知っている関係で直接連絡をとることができれば,すべてがより円滑にできるということになりそうです.「いかにも,日本人的な」と言われるのかもしれませんが,“face-to-face”の意味あいがここにあると思っています.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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