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文献詳細

雑誌文献

臨床外科73巻5号

2018年05月発行

文献概要

特集 縦隔を覗き,さらにくり抜く—これからの食道・胃外科手術 食道胃接合部癌に対する手術

食道胃接合部癌に対する開腹・経裂孔手術

著者: 小関佑介1 幕内梨恵1 入野誠之1 谷澤豊1 坂東悦郎1 川村泰一1 寺島雅典1

所属機関: 1静岡県立静岡がんセンター胃外科

ページ範囲:P.541 - P.546

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【ポイント】
◆開腹・経裂孔アプローチにおける下縦隔郭清では,解剖学的な層の展開が重要である.
◆No. 19,16a2latは郭清効果が高いリンパ節であり,系統的な郭清が必要である.
◆再建において,挙上空腸の血流を維持することと,過度の緊張をかけないことに留意すべきである.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画(Flash形式)を見ることができます(公開期間:2021年5月末まで)。

参考文献

1)Sasako M, Sano T, Yamamoto S, et al:Left thoracoabdominal approach versus abdominal-transhiatal approach for gastric cancer of the cardia or subcardia:a randomized controlled trial. Lancet Oncol 7:644-651, 2006
2)UMIN-CTR臨床試験登録情報の閲覧;食道胃接合部癌に対する縦隔リンパ節および大動脈周囲リンパ節の郭清効果を検討する介入研究.https://upload.umin.ac.jp/cgi-open-bin/ctr/ctr_view.cgi?recptno=R000015407
3)Mine S, Sano T, Hiki N, et al:Proximal margin length with transhiatal gastrectomy for Siewert type Ⅱ and Ⅲ adenocarcinomas of the oesophagogastric junction. Br J Surg 100:1050-1054, 2013
4)日本胃癌学会(編):胃癌取扱い規約,第15版.金原出版,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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