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文献概要
病院めぐり
筑波メディカルセンター病院 消化器外科
著者: 稲川智1
所属機関: 1筑波メディカルセンター病院 消化器外科
ページ範囲:P.611 - P.611
文献購入ページに移動 つくば市は,東京の過密緩和や高水準の研究と教育を行うための拠点形成を目的に,首都圏にある国の研究機関などを移転し建設された研究学園都市を中心とする都市です.茨城県の南西部にあり,東京からは北東約50 kmに位置します.つくばエクスプレスにより(2005年開通),秋葉原まで最短45分で結ばれています.北に関東の名峰筑波山,東にはわが国第2位の面積を有する霞ヶ浦が控えています.人口は23.3万人で増加傾向(平成27年22.7万人)にあり,県内で2番目の人口を抱えます.筑波大学やJAXAなど国の研究・教育機関をはじめ,約300の民間の研究機関や企業が立地しているため,137か国,8,300人の外国人が在住しているのも特徴です.
そのようななかで当院は,つくば万博と同年の1985年に救命救急センターを併設して開院しました.その後診療科,病床数ともに増加し,現在は救命救急センター,茨城県地域がんセンター,災害拠点病院の機能を有する,地域の急性期医療を担う基幹病院となっています.24の診療科を有し,病床数は453床で,うち地域がんセンターとして156床,救命救急センターとして30床が稼動しています.「救急医療」と「がん医療」を大きな柱とし,専門的な医療が展開されています.救急外来はドクターヘリやドクターカーで運ばれる重症者からwalk inの軽症者までを診療するER型として運営され,茨城県南部・西部地域をカバーし,年間の救急搬送件数は約5,000件で,重症患者の占める割合は県内最多です.
そのようななかで当院は,つくば万博と同年の1985年に救命救急センターを併設して開院しました.その後診療科,病床数ともに増加し,現在は救命救急センター,茨城県地域がんセンター,災害拠点病院の機能を有する,地域の急性期医療を担う基幹病院となっています.24の診療科を有し,病床数は453床で,うち地域がんセンターとして156床,救命救急センターとして30床が稼動しています.「救急医療」と「がん医療」を大きな柱とし,専門的な医療が展開されています.救急外来はドクターヘリやドクターカーで運ばれる重症者からwalk inの軽症者までを診療するER型として運営され,茨城県南部・西部地域をカバーし,年間の救急搬送件数は約5,000件で,重症患者の占める割合は県内最多です.
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