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文献詳細

雑誌文献

臨床外科73巻7号

2018年07月発行

文献概要

特集 最新版 “腸閉塞”を極める! 疾患別 診断と治療

胃癌腹膜播種による腸閉塞

著者: 山口博紀12 北山丈二23

所属機関: 1自治医科大学臨床腫瘍科 2自治医科大学消化器・一般外科 3自治医科大学臨床研究支援部

ページ範囲:P.826 - P.829

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【ポイント】
◆外科的治療に際しては,術前に狭窄部位を詳細に把握するよう努め,十分なインフォームド・コンセントのもとに手術適応を決定する
◆内科的治療には減圧ドレナージチューブ留置,消化管ステント留置,オクトレオチド投与がある.
◆経口摂取不能な胃癌腹膜播種症例に対する臨床試験が複数進行中である.

参考文献

1)鍋谷圭宏,川平 洋,赤井 崇,他:胃癌腹膜播種による癌性腸閉塞に対する外科的介入のポイント.日腹部救急医会誌30:659-663,2010
2)山口博紀,石神浩徳,北山丈二:胃癌腹膜播種に対する腹腔内化学療法.癌と化療43:2481-2485,2016
3)日本緩和医療学会 緩和医療ガイドライン作成委員会(編):がん患者の消化器症状の緩和に関するガイドライン,2011年版.金原出版,2011,pp 45-51
4)日本緩和医療学会 ガイドライン統括委員会(編):がん患者の消化器症状の緩和に関するガイドライン,2017年版.金原出版,2017,pp 79-89

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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