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文献詳細

雑誌文献

臨床外科73巻9号

2018年09月発行

文献概要

特集 癌手術エキスパートになるための道 エキスパートへの道 Step 1

研修医からの内視鏡外科手術教育—本学の学内技術認定制度

著者: 石橋由朗1 矢永勝彦1

所属機関: 1東京慈恵会医科大学消化器外科

ページ範囲:P.1054 - P.1059

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【ポイント】
◆今や癌手術の定型的術式となっている内視鏡外科手術は,早い時期からのトレーニングの有用性が指摘されている.
◆初学者が学ぶ内視鏡外科の基本手技は術式に関係なく共通なものであり,各診療科合同の教育プログラムの運用が可能である.
◆初期研修医から基本的な外科手技の教育を開始することによって,次世代のエキスパートの育成を支援する.

参考文献

1)Edelman DA, Mattos MA, Bouwmman DL:Impact of fundamentals of laparoscopic surgery training during medical school on performance by first year surgical residents. J Surg Res 170:6-9. 2011
2)衛藤 謙,浦島充佳,柏木秀幸,他:本学における内視鏡外科手術トレーニングシステムおよび資格制度の導入.日鏡外会誌14:261-267,2009
3)Munz Y, Kumar BD, Moorthy K, et al:Laparoscopic virtual reality and box trainers:is one superior to the other? Surg Endosc 18:485-494, 2004
4)厚生労働省ホームページ 医道審議会医師分科会医師臨床研修部会報告書—医師臨床研修制度の見直しについて〔http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi/shingi-idou.html?tid=127790〕

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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