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文献詳細

雑誌文献

臨床外科73巻9号

2018年09月発行

文献概要

特集 癌手術エキスパートになるための道 エキスパートへの道 新たな潮流

Cadaverを用いた技術習得

著者: 伊達洋至1

所属機関: 1京都大学大学院医学研究科器官外科学講座呼吸器外科

ページ範囲:P.1070 - P.1072

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【ポイント】
◆cadaver surgical trainingは,献体を用いた手術手技などの技術習得であり,off the job trainingとして重要である.
◆日本外科学会と日本解剖学会は「臨床医学の教育及び研究における死体解剖のガイドライン」を公表しており,これに準拠すれば違法性に問われることはない.
◆献体者へ敬意を払い,感謝することを忘れてはならない.

参考文献

1)日本外科学会・日本解剖学会:臨床医学の教育及び研究における死体解剖のガイドライン.解剖誌87:21-23,2012
2)岡田隆平,角田篤信,籾山直子,他:Thiel法による解剖体固定法とその有用性についての検討.日耳鼻115:791-794,2012
3)七戸俊明,村上壮一,倉島 庸,他:【外科専門医のための外傷外科手術off-the-job training(OFF-JT)】遺体による手術手技研修の現状.日外会誌118:539-543,2017
4)本間 宙,織田 順,佐野秀史,他:【外科専門医のための外傷外科手術off-the-job training(OFF-JT)】献体による外傷手術臨床解剖学的研究会.日外会誌118:532-538,2017

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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