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文献詳細

雑誌文献

臨床外科74巻1号

2019年01月発行

文献概要

FOCUS

外科新専門医制度の意義と展望

著者: 北郷実1 北川雄光1

所属機関: 1慶應義塾大学医学部外科

ページ範囲:P.98 - P.101

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はじめに
 新専門医制度は,地域医療への影響が懸念され,当初の予定より開始が1年延期となり,2018年4月よりスタートした.この新専門医制度は,2013年4月に厚生労働省内「専門医の在り方に関する検討会」の答申が公表された後,2014年5月に新たな第三者機関である「一般社団法人日本専門医機構」が発足し,制度改革が急速に進められた.日本外科学会は,機構認定専門医が①公的な資格となる,②診療報酬上の加算・インセンティブの獲得に必要となる可能性などから,外科専門医が不利益を被ることがないよう配慮しつつ,新専門医制度に参画してきた.本稿では,外科新専門医制度の意義と今後の展望について述べる.

参考文献

1)北郷 実,北川雄光:【National Clinical Databaseの現状とこれから】外科専門医制度で果たしたNCDの役割とこれから.日外会誌115:5-7,2014
2)北郷 実,北川雄光:専門医制度とNCDのこれから.臨外70:5-7,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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