文献詳細
文献概要
特集 腹腔鏡下胃手術のすべて 基礎編
早期胃癌に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術
著者: 李相雄1 田中亮1 今井義朗1 本田浩太郎1 内山和久1
所属機関: 1大阪医科大学一般・消化器外科
ページ範囲:P.1169 - P.1175
文献購入ページに移動◆適切なポート配置,肝外側区域・肝円索の挙上で術野を確保する.
◆生理的癒着を外して解剖学的位置関係を明らかにし,郭清時のランドマークを設定する.
◆間膜切離に際しては奥行きのある面状展開を保持し,切離部に適切な緊張をかける.
◆早期胃癌に対する予防的郭清では動脈周囲神経叢の外側(outermost layer)で郭清を行う.
◆術者左手の組織牽引で“outermost layer”を「剝離可能層」として視認し,これを左右に広げて連続させる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年10月末まで)。
参考文献
掲載誌情報