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文献詳細

雑誌文献

臨床外科74巻11号

2019年10月発行

文献概要

増刊号 すぐに使える周術期管理マニュアル Ⅲ章 術式別の術前・術中・術後管理 肝

肝腫瘍に対するablation

著者: 髙浦健太1 黒崎雅之1

所属機関: 1武蔵野赤十字病院消化器科

ページ範囲:P.168 - P.170

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 肝腫瘍,特に肝細胞癌に対する局所療法として,2004年に経皮的ラジオ波焼灼療法(radiofrequency ablation:RFA)が保険適用となって以降は,局所の根治性や生命予後から,ガイドライン上もRFAが標準治療の一つとされている1,2,3)
 穿刺方法については,エコーガイド下や腹腔鏡下に穿刺針を直接穿刺する方法や,当院のように,ガイドニードルおよび内外筒針を用いた2ステップ穿刺も方法の一つである(図1).

参考文献

1)日本肝臓学会(編):肝癌診療ガイドライン2017年版.金原出版,2017
2)Shiina S, et al:A randomized controlled trial of radiofrequency ablation with ethanol injection for small hepatocellular carcinoma. Gastroenterology 129:122-130, 2005
3)Shiina S, et al:Radiofrequency Ablation for Hepatocellular Carcinoma:10-Year Outcome and Prognostic Factors. Am J Gastroenterol 107:569-577, 2012
4)大腸癌研究会(編):大腸癌診療ガイドライン2019年版,金原出版,2019
5)日本消化器内視鏡学会(編):抗血栓薬服用者に対する消化器内視鏡診療ガイドライン2017年版
6)日本手術医学会(編):手術医療の実践ガイドライン2013年版.手術医学35(Suppl),2013
7)Hidaka H, et al:Clinical Gastroenterology and Hepatology 17:1192-1200, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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