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文献詳細

雑誌文献

臨床外科74巻12号

2019年11月発行

特集 特殊な鼠径部ヘルニアに対する治療戦略

de novo型Ⅰ型ヘルニアに対するTEP法

著者: 川原田陽1 佐藤大介1 横山啓介1 櫛引敏寛1 寺村紘一1 才川大介1 鈴木善法1 北城秀司1 奥芝俊一1

所属機関: 1国家公務員共済組合連合会斗南病院消化器外科

ページ範囲:P.1306 - P.1314

文献概要

【ポイント】
de novo型Ⅰ型ヘルニアは困難症例であり,その特性をよく知っておく必要がある
◆困難症例克服のための方法の1つとして,アプローチを変えてみることが有用である.
◆TAPPとともにTEPにも精通しておくことにより,de novo型Ⅰ型ヘルニアの理解と攻略の幅が広がる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年11月末まで)。

参考文献

1)早川哲史:TAPP法(de novo型Ⅰ型ヘルニアの概念).消外39:485-493,2016
2)川原田陽,山本和幸,佐藤大介,他:腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術の診断と手術適応—TAPPかTEPか.手術70:1387-1395,2016
3)川原田陽,山本和幸,佐藤大介,他:特集エキスパートが教える鼠径部ヘルニアのすべて 総論 手術に必要な鼠径部の解剖.臨外71:1185-1193,2016
4)Arregui ME:Surgical anatomy of the preperitoneal fasciae and posterior transversalis fasciae in the inguinal region. Hernia 1:101-110, 1997
5)川原田陽,大場光信,山本和幸,他:再発・合併症のない手術手技 3.TEP法—TAPPからTEPへ;ブラインド操作を行わない手技.消外39:435-447,2016

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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