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文献詳細

雑誌文献

臨床外科74巻2号

2019年02月発行

特集 急性胆囊炎診療をマスターしよう

フリーアクセス

ページ範囲:P.149 - P.149

文献概要

 急性胆囊炎は緊急処置が必要となることが多い.ガイドラインでは重症度別の治療ストラテジーが示されているが,患者の年齢や併存疾患によっては臨機応変に治療方針の変更が必要であり,いくつかのオプションを知っておくべきである.手術にあたっては,すでに多くの病院で腹腔鏡下胆摘が施行されているが,困難症例に遭遇することもあり,最大の合併症である胆管損傷の頻度は減少しておらず,安全性の確保が問題となっている.最近,手術の難度評価を客観的に行おうとする研究が本邦を中心に進められている.様々な危険回避手技があるため知っておく必要がある.本号では,2018年に大幅改訂された「急性胆管炎・胆囊炎診療ガイドライン2018」をふまえ,急性胆囊炎に遭遇したときにこれ一冊で完璧な対応ができるよう,様々な観点からエキスパートに執筆をいただいた.

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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