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文献詳細

雑誌文献

臨床外科74巻3号

2019年03月発行

文献概要

特集 これからはじめるロボット手術 ロボット手術をはじめるまでに準備すること

手術室臨床工学技士側の準備

著者: 瀬島啓史1 倉島直樹1 絹笠祐介2

所属機関: 1東京医科歯科大学医学部附属病院MEセンター 2東京医科歯科大学医学部附属病院消化管外科学分野

ページ範囲:P.286 - P.289

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【ポイント】
◆各診療科医師・看護師・臨床工学技士の緊密な連携により適応可能な手術室を拡げることが可能になる.
◆機器・設備の準備は設置・増設するだけでなく,運用面も考慮することで安全なロボット支援下手術に繋がる.
◆機器トラブルは復帰までの時間を短縮させることとトラブルによるconversionを想定する必要がある.

参考文献

1)日本呼吸器外科学会:呼吸器外科領域におけるロボット支援手術を行うにあたってのガイドライン.2018 〔https://www.jacsurg.gr.jp/committee/guideline_davincii.pdf〕
2)絹笠祐介:Ⅴ手術8.ロボット支援下定位前方切除;絹笠式 静岡がんセンター大腸癌手術.南江堂,2017,pp 89-109
3)繁田正信:泌尿器腹腔鏡下手術におけるバイポーラシーリングデバイスの使い方.臨泌71:328-332,2017
4)Cheng H, Hsiao CW, Clymer JW, et al: Gastrectomy and D2 lymphadenectomy for gastric cancer:a meta-analysis comparing the harmonic scalpel to conventional techniques. Int J Surg Oncol. 2015:397260, 2015
5)日本内視鏡外科学会:日本内視鏡外科学会(JSES)の内視鏡手術支援ロボット手術導入に関する提言.2011 〔http://www.jses.or.jp/member/pdf_regulation/robot_20120815.pdf〕
6)戸松真琴,中内雅也,菊地健司,他:ロボット手術の現状と技術修得の展望.臨外73:1064-1069,2018

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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