icon fsr

文献詳細

雑誌文献

臨床外科74巻4号

2019年04月発行

特集 こんなときどうする!?—消化器外科の術中トラブル対処法

ヘルニア

ヘルニア手術時の術中トラブル

著者: 長浜雄志1

所属機関: 1国家公務員共済組合連合会 九段坂病院外科

ページ範囲:P.490 - P.497

文献概要

【ポイント】
◆鼠径部切開法の手術であっても,可能であれば術前画像診断を行い解剖学的に十分なイメージをもって手術に臨むことが必要である.
◆通常の鼠径部切開法だけでなく,腹膜前腔からのアプローチ(後方到達法)も習得したほうが,トラブルに対応しやすい.
◆TAPP法で腹膜修復に困った際には内側臍ヒダを利用できないか検討する.
◆TEP法では,手術早期での精索外側の十分な剝離が,腹膜損傷の予防やその後のスムーズな手術操作のうえで極めて重要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年4月末まで)。

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

雑誌購入ページに移動
icon up

本サービスは医療関係者に向けた情報提供を目的としております。
一般の方に対する情報提供を目的としたものではない事をご了承ください。
また,本サービスのご利用にあたっては,利用規約およびプライバシーポリシーへの同意が必要です。

※本サービスを使わずにご契約中の電子商品をご利用したい場合はこちら