文献詳細
特集 こんなときどうする!?—消化器外科の術中トラブル対処法
ヘルニア
文献概要
【ポイント】
◆鼠径部切開法の手術であっても,可能であれば術前画像診断を行い解剖学的に十分なイメージをもって手術に臨むことが必要である.
◆通常の鼠径部切開法だけでなく,腹膜前腔からのアプローチ(後方到達法)も習得したほうが,トラブルに対応しやすい.
◆TAPP法で腹膜修復に困った際には内側臍ヒダを利用できないか検討する.
◆TEP法では,手術早期での精索外側の十分な剝離が,腹膜損傷の予防やその後のスムーズな手術操作のうえで極めて重要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年4月末まで)。
◆鼠径部切開法の手術であっても,可能であれば術前画像診断を行い解剖学的に十分なイメージをもって手術に臨むことが必要である.
◆通常の鼠径部切開法だけでなく,腹膜前腔からのアプローチ(後方到達法)も習得したほうが,トラブルに対応しやすい.
◆TAPP法で腹膜修復に困った際には内側臍ヒダを利用できないか検討する.
◆TEP法では,手術早期での精索外側の十分な剝離が,腹膜損傷の予防やその後のスムーズな手術操作のうえで極めて重要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年4月末まで)。
掲載誌情報