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文献詳細

雑誌文献

臨床外科74巻5号

2019年05月発行

文献概要

特集 JSES技術認定取得をめざせ! 臓器別:肝臓

技術審査委員からのアドバイス

著者: 本田五郎12 板野理3

所属機関: 1誠馨会新東京病院 消化器外科/消化器がん腹腔鏡・ロボット手術センター 2日本内視鏡外科学会 技術審査委員会 肝臓班 3国際医療福祉大学医学部 消化器外科

ページ範囲:P.608 - P.612

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【ポイント】
◆肝切除手技と腹腔鏡手技の両方において指導者たりうる十分な習熟度が求められる.
◆臓器の授動や体位の工夫により,安全な術野を確保して肝切除を行う.腹腔鏡手術であることを理由に不十分な術野に妥協しない.
◆肝実質切離手技の基本は,肝内脈管(Glisson枝と肝静脈)の掘り出し(発掘)と適切な処理(離断や止血)の繰り返しである.
◆常に患者本位の診療を行うことが最も重要であり,審査のために患者に対する不利益が発生してはならない.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年5月末まで)。

参考文献

1)Ban D, Tanabe M, Ito H, et al:A novel difficulty scoring system for laparoscopic liver resection. J Hepatobiliary Pancreat Sci 21:745-753, 2014

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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