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ひとやすみ・176
外科医の働き方改革
著者: 中川国利1
所属機関: 1宮城県赤十字血液センター
ページ範囲:P.639 - P.639
文献購入ページに移動外科医の労働環境が劣悪な理由は,受け持ち患者の急変,また救急患者への対応が常に求められことが挙げられる.さらに日本の慣例である,受け持ち患者の全責任を主治医が担う主治医制が挙げられる.すなわち重篤な患者を受け持つと,緊張状態が昼夜を問わず限りなく続くことになる.打開策としては複数の医師によるグループ診療が望ましく,看護師のような三交代制が理想である.
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