文献詳細
特集 徹底解説! 噴門側胃切除術
私の手技:リンパ節郭清
腹腔鏡下での下縦隔郭清—手技と視野展開の工夫
著者: 桜本信一1 椙田浩文1 大矢周一郎1 渡邉健次1 伊藤直1 石井智1 青山純也1 藤原直人1 宮脇豊1 佐藤弘1
所属機関: 1埼玉医科大学国際医療センター上部消化管外科
ページ範囲:P.802 - P.808
文献概要
◆下縦隔郭清のランドマークは横隔膜,胸腹部大動脈,心囊,胸膜であり食道周囲からくり抜くように郭清する.
◆横隔膜腱中心を切開して縦隔を開放し,食道および周囲の迷走神経にかけたテープを牽引して視野を展開する.
◆郭清手順は食道を中心にして背側,左側,右側,腹側の順に行いリンパ節を含んだ脂肪織を一塊として摘出する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2022年7月末まで)。
参考文献
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