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文献詳細

雑誌文献

臨床外科75巻11号

2020年10月発行

文献概要

増刊号 早わかり縫合・吻合のすべて 1章 縫合・吻合法の基本

結紮(糸結び)の方法—開腹

著者: 松木亮太1 森俊幸1 百瀬博一1 小暮正晴1 中里徹矢1 鈴木裕1 阪本良弘1

所属機関: 1杏林大学医学部付属病院肝胆膵外科

ページ範囲:P.24 - P.27

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 結紮はすべての外科的手技の基本となるものであり,外科医が最初に身につけるべき技術の一つである.近年は腹腔鏡下手術やロボット支援下手術の発展に伴い手術器具の進歩が進み,クリップによる血管処理や超音波凝固切開装置等の使用により,開腹手術においても結紮する機会が激減している.しかしながら,結紮が要求される場面が必ず存在するため,結紮法を理解し常日頃確実な結紮ができるように鍛錬することは重要なことである.

参考文献

1)大森義信,他:結紮法の実際.外科治療74:561-568,1996
2)中村清吾:【マスターしておきたい縫合・吻合法の実際】縫合・吻合法の基本的事項.3.結紮法—糸の結び方.外科治療102増刊:443-449,2010
3)新地洋之,他:【研修医がマスターすべきベッドサイド処置とその指導】縫合・結紮法.外科治療91:396-399,2004

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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