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文献詳細

雑誌文献

臨床外科75巻11号

2020年10月発行

文献概要

増刊号 早わかり縫合・吻合のすべて 4章 術式別の縫合・吻合法 食道

【咽喉頭食道摘出術】遊離空腸再建での咽頭-空腸-食道吻合/血管吻合

著者: 飯田拓也1 岡崎睦1

所属機関: 1東京大学大学院医学系研究科形成外科学

ページ範囲:P.96 - P.100

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 咽喉頭食道全摘(TPLE)は,下咽頭癌や頸部食道癌に対する根治的な外科的治療法として広く用いられている.TPLEで生じる欠損に対して,本邦では遊離空腸移植が標準的な再建法として頻用されている.これは,遊離空腸の組織血流が豊富で感染率が低く,良好な創治癒が期待できるためである.本稿では,当科での縫合法について述べる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年10月末まで)。

参考文献

1)Tachibana S, et al:Efficacy of Tensed and Straight Free Jejunum Transfer for the Reduction of Postoperative Dysphagia. Plast Reconstr Surg Glob Open 5:e1599, 2017
2)Iida T, et al:A simple method for preventing pharyngocutaneous fistula after pharyngolaryngectomy using a mesenteric turnover flap. J Plast Reconstr Aesthet Surg 65:830-831, 2012

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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