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特集 消化器外科手術 助手の極意—開腹からロボット手術まで 肝胆膵領域
ロボット支援下膵切除術における助手の極意
著者: 長瀬勇人1 石戸圭之輔1 木村憲央1 脇屋太一1 赤坂治枝1 室谷隆裕1 三浦卓也1 諸橋一1 坂本義之1 袴田健一1
所属機関: 1弘前大学大学院医学研究科消化器外科学講座
ページ範囲:P.1352 - P.1356
文献購入ページに移動◆助手は,体外情報を術者に伝えるとともにロボットアームの衝突回避などの対策をとる.必要に応じてポート位置の調整や追加挿入を行う.
◆触覚を有しないアーム鉗子による臓器損傷の回避に術者は最大限の注意を払い,臓器圧迫を伴う術野展開は基本的に助手が行う.
◆助手は,完全ロボット手術,ハイブリッド手術の如何にかかわらず,腹腔鏡手術操作に習熟する必要がある.また,腹腔鏡下手術ならびに開腹手術へのconversionに対応する必要がある.
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