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文献詳細

雑誌文献

臨床外科75巻2号

2020年02月発行

文献概要

特集 「縫合不全!!」を防ぐ 総論

縫合不全を起こさない吻合の基本

著者: 須並英二1 吉敷智和1 小嶋幸一郎1 飯岡愛子1 若松喬1 阪本良弘1 阿部展次1 森俊幸1 正木忠彦1

所属機関: 1杏林大学医学部消化器・一般外科

ページ範囲:P.139 - P.144

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【ポイント】
◆縫合不全の少ない吻合法を実施するためには,手縫い吻合,器械吻合それぞれの特徴(長所・短所)に加えて自身の技量や慣れなどを考慮し,最適な方法を選択する.
◆手縫い吻合では適切な縫合糸と吻合手技とを選択し,器械吻合ではその特徴や使用方法を熟知して施行する必要がある.

参考文献

1)丸山圭一,消化管吻合の工夫.石川浩一,他(編):現代外科学大系1976-C.中山書店,1976,pp 41-79
2)丸山圭一,奥田 誠,菊池 潔,他:消化管吻合の歴史と癒合のメカニズム.臨外70:1188-1195,2015
3)福島亮治:手縫い吻合,器械吻合の特性と違い.臨外67:1358-1362,2012
4)井口 潔,杉町圭蔵,八板 朗,他:異なる臓器間の吻合における創傷治癒 食道と小腸.臨外30:967-973,1975
5)平田敬治,小西鉄巳,上田優子,他:消化管吻合における吻合部創傷治癒の検討—吻合方法に関する比較検討.JUOEH(産業医科大学雑誌)22:1-6,2000
6)Gambee LP, Garnjobst W, Hardwick CE:Ten Years' Experience with-a Single Layer Anastomosis in. Colon Surgery. Am J Surg 92:222-227, 1956
7)浅野芳雄:イレウス状態下におけるGambee縫合法の有用性—基礎的ならびに臨床的検討.日消外会誌9:39-46,1976
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9)名波竜規,島田英昭:縫合糸の特性.臨外67:1368-1373,2012
10)大嶋陽幸,島田英昭:縫合材料,自動縫合器・吻合器の種類と特徴.臨外70:1196-1203,2015

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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