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文献詳細

雑誌文献

臨床外科75巻2号

2020年02月発行

文献概要

特集 「縫合不全!!」を防ぐ 食道

頸部食道胃管吻合:器械吻合(circular)

著者: 田中晃司1 山﨑誠1 土岐祐一郎1

所属機関: 1大阪大学消化器外科

ページ範囲:P.150 - P.156

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【ポイント】
◆適切なサイズの自動吻合器を選択のうえ,確実にアンビルヘッドを残食道に挿入・固定する.
◆胃管を十分に挙上するために大彎側の長さを活かすようなpreparationが重要である.
◆器械吻合の本体とアンビルヘッドのドッキング後は,適切な緊張をかけ,消化管の巻き込みを回避する.
◆吻合部狭窄予防のため,吻合の瞬間には消化管に過剰な緊張がかからないように注意する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間2023年2月末まで)。

参考文献

1)Yamagishi M, Ikeda N, Yonemoto T:An isoperistaltic gastric tube:New method of esophageal replacement. Arch Surg 100:689-692, 1970

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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