文献詳細
特集 taTMEのすべて
taTMEの手技を用いた潰瘍性大腸炎に対する大腸全摘術
著者: 松山貴俊1 絹笠祐介1 徳永正則1
所属機関: 1東京医科歯科大学大学院消化管外科学分野
ページ範囲:P.582 - P.585
文献概要
◆歯状線からの粘膜抜去は肛門管上縁を越えるまで行い,肛門管内の内肛門括約筋を確実に温存する.
◆肛門管上縁を越えたら直腸の内輪筋・外縦筋を切開しTMEの層に入り,頭側へ向けてTMEを行っていく.
◆腹腔鏡チームと同時に操作を行うことで,手術時間の大幅な短縮が可能である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2023年5月末まで)。
掲載誌情報