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特集 若手外科医必携!—緊急手術の適応と術式
高齢者に対する緊急手術の留意点
著者: 金澤伸郎1 黒岩厚二郎1
所属機関: 1東京都健康長寿医療センター外科
ページ範囲:P.778 - P.781
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◆緊急手術が必要な疾患を見逃さない(若年者とは疾患の頻度が異なる).
◆確定診断がつかなくても,緊急手術が必要と判断した場合,機を逸することなく執行する.
◆併存疾患など,術前の全身状態の把握が不十分なこともあり,術後管理に苦慮する場合がある.
◆手術はゴールではなく,スタート.退院調整までが主治医の仕事.
◆他科医師,多職種との連携が必要不可欠である.
◆緊急手術が必要な疾患を見逃さない(若年者とは疾患の頻度が異なる).
◆確定診断がつかなくても,緊急手術が必要と判断した場合,機を逸することなく執行する.
◆併存疾患など,術前の全身状態の把握が不十分なこともあり,術後管理に苦慮する場合がある.
◆手術はゴールではなく,スタート.退院調整までが主治医の仕事.
◆他科医師,多職種との連携が必要不可欠である.
参考文献
1)急性腹症診療ガイドライン出版委員会(編);急性腹症診療ガイドライン2015.医学書院,2015
2)金子英司:急性腹症.内科108:1058-1062,2011
3)蜂谷 修,木村 理:高齢者の急性腹症.レジデント8:69-77,2015
4)金澤伸郎:急性腹症.治療92:76-79,2010
5)北川喜己:超高齢者に対する緊急手術の問題点.外科76:474-477,2014
6)木村 理:高齢者の外科学の進歩.日臨76(増):260-268,2018
7)平井一郎,高須直樹,蜂谷 修,他:「高齢者急性腹症」に対する手術と管理.手術70:793-796,2016
8)今 明秀:高齢者における緊急手術.救急医学35:715-719,2011
9)黒岩厚二郎:高齢者の外科治療の最前線.診療と新薬52:37-39,2015
10)森 和彦,瀬戸泰之:高齢者.Ⅱ 依存症を持つ患者の評価とその術前・術後管理.臨外69(増):84-86,2014
11)Whitney SN, McGuire AL, McCullough LB:A typology of shared decision making, informed consent, and simple consent. Ann Intern Med 140:54-59, 2004
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