文献詳細
文献概要
特集 徹底解説 術後後遺症をいかに防ぐか—コツとポイント 食道癌
縦隔アプローチでの反回神経麻痺—その特徴と術中持続神経モニタリングの有用性
著者: 藤原斉1 塩崎敦1 小西博貴1 大辻英吾1
所属機関: 1京都府立医科大学消化器外科
ページ範囲:P.11 - P.18
文献購入ページに移動◆持続神経モニタリングを用いることで,反回神経麻痺リスク操作をリアルタイムに認識し回避することができ,麻痺の軽減,さらには予防が可能である.
◆左頸部からの縦隔アプローチでは,頸胸境界部と大動脈弓部が麻痺の好発部位であり,牽引と熱損傷が最多の原因であった.
◆麻痺リスク操作,麻痺症例の学習は,外科医のスキル向上を促進する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年1月末まで)。
参考文献
掲載誌情報