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文献詳細

雑誌文献

臨床外科76巻11号

2021年10月発行

文献概要

増刊号 Stepごとに要点解説 標準術式アトラス最新版—特別付録Web動画 4.大腸

直腸癌—腹腔鏡下低位前方切除術

著者: 大塚幸喜1 八重樫瑞典1 高清水清治1 有吉佑1 平田勇一郎1 伊藤浩平1 髙橋智子1 中村侑哉1 畑中智貴1 佐々木章1

所属機関: 1岩手医科大学外科学講座

ページ範囲:P.104 - P.110

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Step1 ポート配置
 臍部から1横指頭側にカメラポートをopen methodで挿入し,図1のようにポートを挿入する.低位前方切除における術者の右鉗子挿入ポート(右下腹部のポート)位置は重要で,S状結腸切除より2横指内側・尾側(右上前腸骨棘から尾側2横指,内側3横指)にすることで,低位での直腸後壁右側の授動や直腸間膜処理,そして直腸切離の際の自動縫合器のアプローチが容易となる.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年10月末まで)。

参考文献

1)大塚幸喜,木村聡元,箱崎将規,他:腹腔鏡下直腸癌手術 超音波凝固切開装置の活用法.臨外72:569-577,2017
2)Otsuka K, Kimura T, Matsuo T, et al:Laparoscopic low anterior resection with two planned stapler fires. JSLS 23:e2018.00112, 2019

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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