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文献詳細

雑誌文献

臨床外科76巻11号

2021年10月発行

文献概要

増刊号 Stepごとに要点解説 標準術式アトラス最新版—特別付録Web動画 8.ヘルニア

鼠径部ヘルニア—TEP法

著者: 山本海介1 秋山岳2 春田英律1 北川美智子1 関洋介1 笠間和典1 梅澤昭子1

所属機関: 1医療法人社団あんしん会 四谷メディカルキューブ内視鏡外科 2JA長野厚生連 佐久医療センター消化器外科

ページ範囲:P.282 - P.289

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 腹腔鏡下鼠径ヘルニア手術は,TAPP,TEPともに両側上肢を脇につけた仰臥位とする.頭低位,患側対側にローテンションをした体位とする.術者は健側に,助手(スコピスト)は,健側でも患側でも術者の好みで決めて良い.
 トロッカー配置は,他書1,2)を参照.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年10月末まで)。

参考文献

1)当間宏樹,江口 徹,藤井 圭,他:TEP法.消外41:344-355,2018
柵瀨信太郎:ヘルニアの外科.鼠径部の局所解剖.南江堂,2017,pp 7-35
2)川原田 陽,大場光信,山本和幸,他:TEP法—TAPPからTEPへ;ブラインド操作を行わない手技.消外39:435-447,2016
3)川原田 陽,山本和幸,佐藤大介,他:手術に必要な鼠径部の解剖 腹腔鏡下手術を行ううえで重要な解剖知識.臨外71:1185-1193,2016
4)朝蔭直樹:鼠径ヘルニアに対する定型的TEPの手技.外科83:586-592,2021

掲載誌情報

出版社:株式会社医学書院

電子版ISSN:1882-1278

印刷版ISSN:0386-9857

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